カテゴリ: ぶんすけ

土曜日の朝からホットペッパーで予約した美容院に行った。
アディクシーカラーが大好きなので、アディクシーのサファイアで染めてもらった。
アディクシーは寒色がよく入るカラー剤で、アッシュにしたい人やくすませたい人にぴったりだ。イルミナや他のカラーよりは透明感が出る。と言われている。
実際やってみるとそう思う。
主流になってきてきるイルミナカラーよりも傷みやピリピリ感も少ない気がする。
回数を重ねるごとに色が入りやすくなって楽しい。

私の髪はオレンジに退色して日光に当たると赤毛のような色になってしまっていた。今度もそうならないようにトーンを落として染めてもらった。
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日光の下でも赤味や黄味がなくて最高。

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光が当たってなくても程よい感じなのでありがとう美容師さん!という感じである。


この日はボーダーを着ていたからなのかよくわからないが(私の中で、ボーダー=無印=シンプル=ていねいな暮らし という図式がある)、美容院に着くとすぐさま「ていねいな暮らし」関連の雑誌を3冊渡された。全部「ていねいな暮らし」特集だったのでちょっと笑ってしまった。
ファッション雑誌よりも読み物が多い雑誌が好きなのでありがたかった。



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読んでみると、私も無意識に「ていねいな暮らし」しているのではないか?と思った。
だいたい部屋では音楽がかかっているし、ぶんすけの豆苗に水もあげている。豆苗だって立派なミニグリーンだ。緑だし。
ぶんすけがいなかったら豆苗なんて育てないけど。


レルミスというトリートメントもしてもらい、カットをし、なぜかヘッドスパも無料でつけてくれた。

美容師さんが会話を振ってくれる中で、私は「はい」「うーん」「ですね」しか言わなかったが(私は対美容師へのコミュ力が異常に低い)、後半になるとラーメンの話を振られた。「◯◯おいしいですよね」と言うと、美容師さんが堰を切ったようにラーメンの話をしだした。相当のラーメン愛好者だった。私はそこまでの愛好者ではないが、そこから割と話が合ってしまい、最後にはオススメの店を教え合い、食べログで調べて私のスマホを覗き込んでああだこうだとラーメンの話をするまでになってしまった。なんか楽な人だったから次も同じ人にしよう。




家に帰ってぶんすけを放鳥すると、なぜかベッドの側面につかまってこっちを見ていた。
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「何してんの」と言うと、急に頭をぐるぐると回し、ドリルみたいになっていた。



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好きな人が 優しかった (PEACE!)

うれしい出来事が 増えました



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朝起きてぶんすけを部屋に放すと、すぐさま私の頭の上に乗ってきた。はじめて頭に乗られた。
はじめて頭に乗った記念日なので写真を撮った。
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とった写真を見て、「お互いボサボサですね。」と言うと、「そうですね。」と言うかのように、「ピッ!」と鳴いた。


そう、ぶんすけはボサボサなのだ。
ぶんすけの換羽がめきめき進行中だ。
“進行中”という言葉に”めきめき”を合わせるのが正しいのかはよくわからないが、とにかく”めきめき”なのだ。

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これは4日前のぶんすけ。
1週間程前は、抜け落ちた羽がたくさんあるものの、頭の白いツクツクがなかった。
私がツクツクと呼んでいるのは、新しい羽の軸のことだ。羽軸という。この羽軸が開くと羽になる。
4日前くらいからいきなり頭にツクツクがたくさん出てきた。なんだか痒そうだ。



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3日前のぶんすけ。
ツクツクが伸びているものの、まだ開いていない。

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「誰に許可取って写真撮っとるんじゃワレ。」と言われた。気がした。
私の中ではぶんすけはゴリゴリの関西人設定なので、ゴリゴリの関西弁で喋る。

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尻尾もいつのまにか生えていた。
真ん中の長い尾羽が古い羽で、両サイドの短い羽はここ数日でにょきにょき伸びてきた羽だ。

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尾羽はくわえやすいようで、抜けたらすぐに持って来てくれるのでいつ抜けたかわかる。
この日も粛々と尾羽を献上しに来た。
尾羽を持ってこないといけないルールはうちにはないが、毎度毎度しっかり持ってくる。



今日のぶんすけはさらにボサボサツクツクだ。
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整髪料でも使ったんですか?と聞きたくなるようなヘアスタイルで私の帰りを待っていた。

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ここまで来ると羽軸も開いて、大人の羽になってきた。

....黒い。
わかってはいた。桜文鳥なのだから頭は黒くなることを。何文鳥であろうがいつかは羽が生え変わることを。
でも、いざこんなに真っ黒な羽を見せられるとおかんはすごく寂しい。寂しい!
ペンギンカラーが可愛くて桜文鳥にしたはずなのに、黒い羽を見た途端に寂しさが押し寄せた。ああ寂しいよー。さびしい。

(順調に換羽が進んで、立派な大人の羽になってるんだからいいこと!これからどんどんかわいくなっちゃうんだから!)
と自分に言い聞かせて寂しさを抑えている。

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やっとほっぺたにもツクツクが現れた。
くちばしもだいぶ赤くなってきたし、そろそろベイビーぶんすけとはお別れかもしれない。
ペンギンぶんすけ爆誕だ。



今日もチャットモンチーのmajority bluesを聴いていた。最近よく聴く。
聴いていたら、好きな人達やぶんすけへの愛であふれてくる。
(好きな人達とぶんすけのこと、私が守るんだ。
いや、金銭的には守れないけど...なんかなんにも知らない奴が好きな人達のこと悪く言ったり、心を踏みにじったら、私が一番に前に出て文句言ったりしてやる!私が守るんだ!)
という気持ちになる。この感じだと全然守れそうにない。


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ママママ マジョリティ

あなたをつくるのは 私じゃない

だけどマジョリティ マイノリティ

あなたを守る人は 私




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やっと金曜日だ。今週は長かった。
地震で気を張っていたからかもしれないが、かなり疲れてしまった。

最近毎日ブログを更新している気がする。
元々私は記録魔で、毎日日記や落書きをスケッチブックに書くような人間だから、アナログからデジタルになっただけだ。三日坊主を危惧していたが、全然平気だった。ぶんすけが毎日いろんなことをしてくれるから、書いても書いても書き足りない。これを半年後や一年後に見て(ぶんすけにもこんな時期があったな...)と懐かしむのだろう。



ぶんすけの換羽は少し勢いが衰えた気がするが、ちゃんと進行しているようだ。FullSizeRender
頭の白いチクチクが、新しい羽の軸で、このチクチクが開くと羽になるらしい。
ぶんすけが来てから、ぶんすけに出会わなければ一生知ることのなかったであろう鳥の知識がどんどん増えていく。
知れば知るほど鳥に愛着が湧き、今やそこらへんにいるスズメすら愛しい。


文鳥は換羽になると荒っぽくなったり怒りっぽくなったり、いわゆる反抗期になったりするらしいが、今のところぶんすけにはそれがあまりないようだ。
文鳥のオスは特に怒りっぽいというが、ぶんすけは元々の性格が穏やかなようで、だいたいのほほんとしている。さし餌をして育てたおかげもあってか、とても懐いてくれている。まあ私がありあまる愛情を注いだおかげだろうと思っている。ギブアンドテイクだ。こんなに文鳥が愛情のギブアンドテイクができる動物だとは知らなかった。まるで犬だ。25gの犬。


今日はにぼしをあげた。この前、中学時代の学年主任に会った時に大きなにぼしをたくさんもらった。ぶんすけへのお土産だ。学年主任の旦那さんも昔文鳥を飼っていたらしい。
既ににぼしを買っていたが、私が与えているパックで298円のにぼしよりも上等なものだった。高級志向のぶんすけは、やはり高級なにぼしがいいらしい。がっついてがっついてしょうがない。
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小さくちぎってあげたにぼしを噛んで、出汁を吸い尽くしては捨て、吸い尽くしては捨てを繰り返していた。床はすぐにぶんすけがヘナヘナにしたにぼしで散らかった。


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最後には大きなにぼしを持ち出して、「ハッ!見つかってもうた!」みたいな顔をしていた。
この狭い1Kで見つからないわけがないだろう。


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昨日も今日も天気が良かったので、窓際のベッドでひなたぼっこをした。窓に接しているのがベッドしかないので仕方なく鳥かごを置くが、衛生的によくないのでどうにかしたい。
ぶんすけのために気合いでベッドを移動させるか...とも思うが、そうなると本棚や他の棚までどかさなくてはいけないので気おくれしている。



さっき恋人から教えてもらったのだが、今週は阪急梅田で”うるおう小鳥ガーデン”というイベントが開催されているらしい。
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土日に行けたら行ってみようと思う。


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窓を開けて、防災用に買った2Lの烏龍茶をラッパ飲みしながら更新している。ばあちゃんに、「ペットボトルにはすぐ雑菌が繁殖するから直で飲むな」と散々言われたのに全く言いつけを守っていない。ばあちゃんも2Lの烏龍茶をラッパ飲みする孫がいて気の毒だ。しかも防災用。



あの日から大きな地震はない。
余震はあるが、震度3程度だ。震度3なら大丈夫。
私は地震大国日本国民。余裕の表情でテラスハウスを観る。
きっとこのまま日常に戻るのだろう。と思う。




ぶんすけは昨日まで私と同伴出勤だったが、今日は留守番していた。本当は同伴出勤したかっが、ぶんすけが無理そうだった。狭いプラケースにブチ切れていたからだ。早く出せ早く出せと言わんばかりに小さなプラケースの中で羽ばたいたり、呼び鳴きをしたりケージをつついたりで可哀想になってしまった私は、心を鬼にできずにぶんすけをケージに戻してしまった。
本当はぶんすけのためにプラケースに入れて逃げる準備をしておいた方がいい気がするが、プラケースの環境もぶんすけのために良くない気がした。甘い。

ケージに戻れたぶんすけは満足そうだ。
もう二度と戻るか!と思っているだろう。私だってそうあってほしい。




今日は餌を替えたり掃除したりしている数分間で、餌入れの中からカナリーシード(文鳥の好物の皮付きの種。高カロリー。)だけを抜き取って食べ散らかしていた。
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カナリーシードばかり食べる。
前はキクスイのペレットだったので、シードに目もくれずペレットばかり食べていた。ラウディブッシュに変えた途端、シードばかり食べるようになってしまった。特にカナリーシード。
体重は平均的な25.5gだし、青菜もネクトンも与えているので別にいいのだが、ペレット食に移行する可能性もあるのでなるべく食べてほしい。
キクスイのペレットはどうやらシードやら穀物やらをギュッと凝縮して固形にしたもので、ラウディブッシュのような栄養が入っている完全食ではないらしい。(ググった情報でキクスイに問い合わせたわけじゃないので定かではない。)
結局のところ、ぶんすけはペレットを食べているのではなくシードが好きなだけだった。

まあ美味しくないものより美味しいものが食べたいだろう。青菜とボレー粉をちゃんと食べてくれるなら大目に見てやろう。




最近のぶんすけ。

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暑いなかチャリを漕いで帰宅した、私の油田になった顔をのぞき、「お前ほんまにかいぬしか?顔テッカテカやぞ。」と訝しげな顔をされた。


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西野カナばりに震えるぶんすけ。


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ボールみたいになってる。


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水浴びして満足気。


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サッカーやったね!開始3分の香川のPKすごかったね!大迫半端ないって!後半から観てないけど。今暗い話題しかない大阪にワールドカップはすごく明るい話題だなと思う。

日本のサッカー人口は480万人らしく、日本代表のスタメンはその中で選ばれた選りすぐりの11人。そう考えるともう神の領域に感じる。
川島なんて絶対ゴリラ界の神だ。あれはゴリラ界を牛耳ってるに違いない。


昨日のコロンビア戦は、恋人とライン通話をしながら観ていた。
恋人は私に、「サッカーは1試合で30kmくらい走る人もいる」と教えてくれたり、「こいつ(ラダメル・ファルカオ)はコロンビアの王騎(キングダム)」と教えてくれた。キングダムに例えるのがわかりやすかった。IMG_7949
なるほど王騎か。こりゃ勝てねえな。と思ったその矢先、コロンビア選手にレッドカード、香川がPKで先制点。私達は湧いた。
(これは打倒王騎も夢ではないな...!?)と思った。


それからしばらくはサッカー観戦をしながらだらだらと喋っていた。

坊主頭の外国人選手を見て「おっジダンや!」と言ったら「何言ってんねん(失笑)いつの話(失笑)」と言われたし、ハーフ顔の日本人選手を見て、「おっハーフナー・マイクや!」と言ったら「ハーフナー・マイクなんてエレキテル連合が出てきた時に出てきて消えると共に消えたわ」と言われた。ちょっとおもしろかった。エレキテル連合なんて久々に聞いた。そういえばいつのまにか見かけなくなったな。咄嗟にエレキテル連合を引き合いに出していたので、昨日の恋人は冴えていた。



それからも選手を数人つかまえては知っている知識を喋ったが、ほとんど間違っていた。

どうやら私が知っているサッカーの知識はほとんど間違いらしい。

逆にどうやったらこんなに間違うんだと思うくらい見事に間違う。





この間、ぶんすけがずっとリモコンの番人をしていた。

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ちょっと音を大きくしようと思いリモコンに手を伸ばすと、キャルルと鳴きながら指を噛んでくる。何回試してもだめなので、このリモコンはもう自分の物ってことなんだろう。自分から降りてくれるのを待った。リモコンがお気に入りのようだ。


サッカーは肝心の大迫のシュートを見ることができなかった。が、コロンビアに勝てて本当に嬉しい。
サッカーには詳しくないが、サッカーを見ているのはおもしろいし、どうせなら勝ってほしいと思う。日本、これからどこまでいけるかな。



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昨日は、眠っている時に地震が来るのが怖くてなかなか眠れなかった。
昨日書いたように、地震はかなり怖かった。
もし夜中に地震が来て、夜目が効かずにすぐぶんすけのプラケースを持って逃げることができないと大変なので、キッチンの電気をつけて眠った。IMG_7838
豆電球でも眠れないタイプの人間なのでなかなか寝付くのに時間がかかった。



朝起きてからまずぶんすけの外出用意をした。
今日はぶんすけと同伴出勤だ。
これが許される会社はなかなかないのではないか。
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昨日からぶんすけが入っている、プラケースの中の餌や水を替え、その上からおやすみカバーをかける。そしてゴミ袋をかぶせ、持ち手を出すために穴を開け、余裕のある部分はしっかりとマステで止めた。
ゴミ袋をかぶせたのは、朝雨が降っていたからだ。


プラケースの中に入れて徒歩で会社に向かった。プラケースの中のぶんすけは、聞き慣れない車の音や街の雑音、不安定なプラケースの中が怖かったらしく、動かず、鳴くこともしなかった。
かわいそうで声をかけたかったが、人目がある中でよくわからないビニールの物体に話しかけるのはよくない。ヤバいやつだと思われる。仕方なく常に声かけをするのは諦めて、人が半径10m範囲内にいない時に「大丈夫やで。怖くないで。」「もうすぐつくで。そしたら安心やからな。」「ぶんすけを守るためやから我慢してな。」とビニール袋に話しかけた。
しかし、半径10m以内に人がいないと思っていても、曲がり角などで通行人にエンカウントしてしまう。きっと”ヤバいやつ”として彼らの記憶に残っているだろう。




会社に着いた私は、じゃじゃーん!といった感じでぶんすけをみんなに見せた。よくある、”犬の飼い主が犬に興味がない同僚に飼い犬の画像を見せる”行動と近い。というかそのままだ。
だが優しい会社の人たちは、すぐにぶんすけを受け入れてくれ、「かわいい!」という褒め言葉までくれた。

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会社のデスクにすぐ慣れたぶんすけ。

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会社の倉庫のおじいちゃんにかわいがられるぶんすけ。




昼休みと、午後に少し放鳥させてもらった。放鳥させてくださいと言ったわけではないが、「ぶんすけ出してみよ。」とみんな興味津々だったのでケージから出してみた。
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ぶんすけはすぐ慣れて、私のデスク周りをぴょんぴょん飛んでいた。楽しそうだった。
私が少し仕事をすると、すぐに指に噛み付いてきたり、書類の上に乗って書類をめくらせないようにしてくる。拗ねているらしい。なんて可愛いんだ。


(邪魔するならスマホさわろ..あっこの写真撮ろ)と思ってスマホを手に取ると、すぐに向かってきてスマホを触る指に飛んでくる。どうしてもかまってもらいたいらしい。
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かわいいなあ。



そんなこんなで仕事を終え、ぶんすけさんにはまた移動の恐怖に耐えてもらい、帰宅した。


今日は蒸し暑かったのですぐにでもシャワーをを浴びたかったが、(もしシャワーを浴びている時に地震が来たらどうしよう。)と思うとなかなか風呂場に足が向かなかった。
それに、(もしシャワーを浴びている時に地震が来たらぶんすけ持って真っ裸で外に出ることになるよな...でもそうしたら”お風呂の途中で地震が来た人”じゃなくて”真っ裸の鳥を持った女”になる...公然わいせつ罪が過ぎる...いつ風呂に入ればいい...?)と思うとなかなかシャワーを浴びれなかった。もう浴びたけど。本当にカラスの行水だった。


そして餌と水を替え、豆苗を与えて今に至る。

もう地震来ないといいな。

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午前8時前、ドォン!という音が鳴った瞬間、世界が揺れだした。
地震だ。そう気づくのに2秒かかった。地震発生時の2秒は長い。何が起こっているのかわからず、ちょうど塗りたくっていた日焼け止めを放り出して、ただ本能的に身構えた。
一瞬で、本棚の中の本は全て棚から落ち、皿は半数が割れた。キッチンの砂糖と塩は床にぶち撒けられ、ぶんすけのカゴは落ちて斜めになっていた。
ぶんすけのカゴが落ちた瞬間、(地震だ!)とようやく認識し、斜めになっているぶんすけのカゴの元へ走り、カゴを真っ直ぐにした後、押さえていた。怖かった。本当に怖かった。
地震が収まった後、私の目の前はこの状態だった。
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ほとんどの物が床に散らばっていた。


避難経路を作らなければ!と思い、廊下に出ると、全ての物がなぎ倒されていた。
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amazonからの段ボールを捨てる手間を惜しみ、ため込んだ段ボールのおかげで避難経路を作ることに時間を要した。



鉄骨のボロマンションの6階は、私の想像を超える揺れ方をしていた。今まで戸建でしか地震に直面したことのなかった私は、こんなにも揺れるものなのかと驚いた。
スマホの地震速報は揺れてから10秒後くらいに鳴った。鳴っていたが、もう地震に巻き込まれているのでそれどころではない。もう少し、せめて10秒前に予測してはくれないのだろうか。どうせ無理なら心構えをしたい。



電話回線が混み合っているようで会社には連絡がつかず、ぐちゃぐちゃの部屋を残していつも通りの出勤時間に出勤した。
出勤途中の阪急の線路には、緊急停止した阪急電車が止まっていた。人がぎゅうぎゅう詰めになっていた。

出勤してすぐに帰宅許可が出た。
帰宅していると、さっきの阪急電車から人がぞろぞろ出てきて、最寄駅に向かってみんな線路沿いを歩いていた。ぞろぞろと線路沿いを歩く人々の姿は、まるでゾンビ映画、もしくはウォーキング・デッドのような光景だった。


私は帰宅し、改めて部屋の惨状を目の当たりにした。
皿の破片は飛び散り、塩で床はジャリジャリする。文鳥の餌もたくさん飛び散っていた。この床を掃除するだけでどれだけ大変だろう。と思った。しかも片付けても余震が来るかもしれない。同じ震度の地震が来たら、せっかく掃除したのにすべてパーになる。泣きそうになりながら破片を片付け、本を平積みにし、掃除機をかけ、ティッシュを濡らして床を拭いた。
部屋はどうにか元の形に近づいた。




次は文鳥の避難を考えなければならない。
鳥かごではなく、ヒナの時に使っていたプラケースに新聞紙、餌入れ、餌、青菜、粟穂、水入れ、水、コットンに染み込ませた水を入れた。
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コットンに染み込ませた水は、ツイッターでフォロワーさんが教えてくれた。ありがたい。
その間にもラインやツイッター、インスタなどで安否確認が届いた。みんなありがとう。



そのあとは自分の避難袋を作るため、近くのコンビニに向かった。
コンビニ内の客も保存がきく食べ物やお菓子、水分を求めて来たようだった。お茶がなくなっていた。
お茶と水を求めてもう一つのコンビニにむかった。ワインなど瓶の商品が落ちたようで、店員さんがモップで床を拭いていた。お茶と水、ビスケットやキャラメル、チョコレートなどを購入して帰宅した。IMG_7806
なんせ初めての震度6レベルの地震なので、災害意識が低く、何を買えばいいのかわからなかった。とりあえず保存の効くものや、糖分、水分を買った。

ツイッターでお風呂に水をためておけばいいというのを見たので、浴槽に水もためた。
モバイルバッテリーも満タンにしたし、ぶんすけもプラケースに移動させた。

あとは地震が来ないこと、南海トラフの前触れでないことを祈りながら気を張っているしかない。



仕事中の恋人から電話があり、安心して泣いてしまった。本当に怖かったし、心細かった。
恋人は出勤はできたものの、このままJRが動かなければ帰宅できないらしい。半日経てば動くとは思うが、とても心配だ。


ニュースをつけると、家の近くで3人亡くなっていた。
部屋の外は消防のサイレンの音が鳴り止まないし、ずっと報道のヘリコプターが飛んでいる。


地震がこんなに怖いものだと思っていなかった。所詮震度3レベルしか経験したことのない人間だった。とても怖い。もう地震が来ないことだけを祈る。


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